1点もののハンドメイドジュエリー、クロッシェットジュエリー。
まず、構図。
色とデザインを頭の中で完成させて、 その天然ゆえにひとつひとつ表情の異なる石と向き合いながらセレクトしていきます。
その、デザイン画なく制作する手法。
まるで、フラワーアーティストがその場でイメージして、 お花をセレクトしながら作るアレンジメントやブーケのようです。
編み始める前に、天然石を全てワイヤーに通します。
複雑に編んで首周りほどの長さになりますが、使用するワイヤーは10mを超えることもあり、 この作業だけで実に数時間を要すことも。
それから、石の間を縫うようにステンレスワイヤーを編んでいきます。
天然石を傷つけぬよう、ワイヤー加工、というと思い出されるニッパーやペンチは使わず 竹製のかぎ針を用いての繊細な仕事。
そして、ステンレスのワイヤーはしなやかではありますが、やはり金属。
石と石の間がだれないように引き締めることも必要です。
毛糸を編むのとは比べものにならない程大変な作業です。
この手法でジュエリー制作ができるのは、よほどの熟練したアーティストのみ。
もしかしたらただひとりかもしれません。
ステンレスの輝きと硬さ、色はプラチナにも似ているとも言われています。
ステンレスワイヤーを用いたジュエリーは丈夫でさびにくいという利点があり、 またワイヤー自体がしなやかで、柔らかい仕上がりになり金属疲労を起こしにくく柔軟性があります。
シルバーのように硫化(黒くなる)することもなく、また銅や真鍮のように、金属特有のにおいもありません。
お手入れも柔らかい布でやさしく拭くだけで大丈夫。
お手入れが楽なのもいいですね。
※石によって水に弱いものもありますので水洗いはお避けください。
※単体で主役となるジュエリーです。
他のアクセサリーの同じ箇所への重ね着けは、 ワイヤーの絡まりや石の傷の原因となる場合がありますのでお薦めできません。
楽天で購入35,251円(税込み)